デスクワークでの疲れ/Tiredness by desk work
コロナ感染防止のため職場のテレワーク化が進み、自宅でPC作業をすることが多くなったと言うお客さまが増えてきました。
職場までの通勤が無くなり歩くことが少なくなったこともあり、却って体の疲れが溜まりやすいようです。
ずっと座ってのPC作業のため、従来感じていた肩こりの他に脇腹や鼠径部(股関節の前側)から太ももの前にかけて、それとお尻から太ももの裏側が辛くなりやすいです。

いずれも筋肉が縮こまっていたり、圧迫されていることが原因です。
辛いまま仕事を続けても、体は良くならないし、効率も低下するので、一旦休んで体をほぐしてみましょう。
この部分を効率よく刺激し血行を改善させるには、仰向けで足を肩幅ぐらいに開き膝を立て、両手を組んで手のひらを上に向け背伸びをします。

体の右側が辛い場合は、そのまま膝を左へ倒し、腕を思いっきり伸ばし更に背伸びをします。
右の股関節の前側と右の脇腹が伸びることを意識します。

最初は痛みを感じるかもしれませんが、反対の動作も行い何度か繰り返すと楽になってきます。
そして楽になってきたら、血液の流れが改善され筋肉が柔らかくなってきたということなので、また仕事を再開しても大丈夫です。
また首や肩が疲れたら、軽くあくびのように口を開けて顎の筋肉を緩めると、緊張が取れていいですよ。
