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肩の痛みを取り可動域を広げる

肩の痛み、特に”ある方向に曲げると痛みが走る”こんな経験をされた方は多いと思います。初めのうちはたいしたことが無いと思って放置すると、寝返りをうった時に鋭い痛みで目が覚めたり、仕事中に腕を動かした瞬間に思わず痛みで顔をゆがめたりと不愉快な思いをして落ち込みます。慢性化したこの痛みを取り可動域を広げることは我々施術者にとってもやっかいな症例になります。

骨盤湧命法の標準施術法で体を軽く緩めた後に肩を動かした時に痛みが出る前後、肩を動かしながら肩の周囲の筋肉を軽く押さえ、動いている筋肉周囲を軽く圧迫しながら腕を動かしていきます。圧迫しながら動かすことが”みそ”です。

この症例でも大概骨盤、股関節、肩関節、首などに歪みが見られます。

元々はこれらの歪みが肩関節の痛みを起こし、可動域の制限を引き起こしている物と考えられます。

まず、体の歪みを探ること、骨盤湧命法で体の緊張を取ること、肩周囲の緊張しているいろいろの筋肉周囲を探り、軽く手のひら、指先でつまんで圧迫しながら動かして行きます。

この場合肩を動かすことはもちろんですが、首を回すこと、肘から先の腕や指先を動かしながら施術することは有効です。